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2019年7月

男は粋で いなせで 伊達である ~朝花美穂さん~

今どきは「イケメン」という言葉があるが
かつての東京っ子は
「男はツラじゃねえ 根性」だと
誰もが言い放っていた
良い男の三条件は 粋で いなせで
伊達であることだった
その三拍子に ほぼ満点のSさんが
きものひらさわのお客様に
おいでになったのは
十数年前のことだった

Shigeta
【無地の着物】をお求めで

『 奥様のですか?』とお尋ねしたら
「イヤァある演歌歌手」とのことだった
【こち亀】で知られた亀有から当店まで
約10キロの道をオープンカーと称しての
自転車や自家用車で ご来店いただいた
当時 店主の私とほぼ同年齢70代だが
元気盛んだった
打ち解けてお話を伺うようになって
サキソフォンを習い始めたとのことだった
「音楽教室は子どもが多くて
マイッチャウ」と苦笑されていた
サキソフォンを選んだ理由が
肺活量の鍛錬と指先の訓練
「認知症予防ダ」と聞いて
私は吹き出したものだ

お若い頃 秋葉原駅隣接に
「ヤッチャ場」と称された
野菜や生け花の卸売仲買所があった
そこでの神輿担ぎに夢中になり
後年ヤッチャ場が廃止され
神輿が神田明神へ寄贈されたが
その経過を少々地団太踏む想いが
おありのようだった

“天下の神田祭”も近頃担ぎ手は
土地っ子以外の外人部隊が多くなって
掛け声が「セイヤッ! セイヤッ!」
になったが“神田祭”はワッショイが本道
「和っ背負い」の掛け声ワッショイだから
江戸城城中まで木戸御免だった

歴史を知るSさんは「セイヤッ! セイヤッ!
佃祭風じゃあ面白か無いよ」とも
言っておられた

祭り好き数年前に三社祭見物中に
目眩がして倒れたことから
ご自身よりも「和っ背負い」有望な誰かを
背負い押し上げることに夢中になられた
2年ほど前から新人演歌歌手
朝花美穂さんを名実ともに
押し上げるべく後援をされていた

きものひらさわで 舞台衣装になる
振袖を求められ贈ったり
美穂さんの持歌
「東京だよ おばあちゃん」にふさわしい
昭和の時代の田舎のおばあちゃん風な
着物を作られて贈ったりと
大変肩入れをされていた

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朝花美穂さんの初舞台

観世能楽堂「東京だよ おばあちゃん」が
満堂の感涙を呼んだ話を
自分ごとのように話されていた
残念というべきか 悔しいことだが
7月17日に急逝された

Asakamiho
折しも奇遇というべき蟲の報せがあった

亀有リリオホールで私の知人
モダンダンス山田奈々子先生が
お稽古場のおさらい公演をするので
その招待状をお孫さんと
二人分欲しいと言われていた
私は奈々子先生にお願いの電話を
入れてたのだが まさにその時間
心筋梗塞で急逝された


190727_
本日はSさんが亡くなられて

十日目の7月27日
毎日新聞の夕刊「歌謡ラボ」に
「朝花美穂さん」が取り上げられていた
いささかならず感無量である
記事を切り抜いて
仏壇に供えておこうと思う

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トランプのポチ

サンデー毎日
「読者から」係 御中

「参院選真の争点 日米関係にあり」と
喝破した寺島実郎氏の所論は
正に正鵠を射ている
全ての米軍基地の検証を
説いておられるが
当年85才 戦中戦後を知る私は
その前に首都東京にある
アメリカ空軍基地を独立国家の
矜持として撤去を求めたい
837500

1945年 我が日本は無条件降伏
敗戦国になり
戦勝国アメリカ合衆国軍によって
占領されたのが首都東京の
横田基地である

敗戦後七十余年
全く手付かず占領のままの
アメリカ空軍基地に
前々回来日時トランプ大統領が
着陸離陸した
今回来日の折にも領空内を
ヘリコプターで自在に飛び回っていた
独立国家の見識を踏みにじる
この事実を見過ごす安倍晋三は
独立国家リーダーとしての気概を持たぬ
トランプのポチというべきではないか


東京都足立区関原3-4-5
平澤 建二 85才 呉服商

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