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2014年4月

美しい人生の折ふし

「きものを 御つくりになる
それは 女の人の 美しい人生の
折ふしです」 と
昭和の時代 私は きもの展示会
案内状の 決り文句にしていた

きもの離れを言われて久しいが
この処 徐々に見直され
新しくきものに未知の方々の
お客様にお出掛けを頂いて
日々の張り合いになっている 

特に「男のきもの」顧客様が増え
どなたもが 駄々っ子店主を
上手にアヤシテ下さる
「男のきもの」の顧客様には
頭文字Kさんが6人いらして
4月20日《毎日新聞日曜くらぶ》の
《ひらさわ呉服店広告》に
御登場を頂く! 手筈だ

◎ご縁は不思議 黒紋付羽織袴を
御誂えのKさんが 尺八を演奏なさると
いう話から 私の旧知 津軽三味線の
名手《梅若清瑛師》と
舞台で共演される間柄と知った

◎オススメして御子息結婚式に
新調の袴姿が好評だったKさん

◎弓道で着袴のKさん

◎花嫁とバージンロードを
袴姿で歩かれ大喝采を浴びたKさん

◎《浮世絵》の講演に着袴されるKさんの
諸氏それぞれに個性豊かな方々中で

◎府中の森ホール謡曲の会で着袴の
Kさんとも ささやかな 小さな
ご縁があった

(ご注文後のお茶飲み話に
K=葛谷さんがお若い頃
雑誌ノンノンの編集者と聞かされ
ノンノンと 一世を風靡のアンアンの
名編集長甘粕さんに乞われて
「平凡パンチ」創刊に 私が畑違いの
お手伝いをした 昔語りで
楽しませて頂いた)

袴姿のお写真と御著書が贈られ
題名が「八十路のたびあそび」
―私は早速礼状を書いた

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葛谷様

季語を忘れたような無粋な雨が
降り続いております
お元気に お過ごしと存じます

本日 お願い致しておりました
「着袴のお写真」を頂きましたが
聊かならぬ嬉しい驚きがありました

同封の御著書 有難く拝受し
感銘申上げております
聊かならぬ驚きの源は御本の
「題名」でありました
八十路とは何事! なのでしょうか
手前勝手に私は
葛谷様のご年令を 七十代前半と
推測致してました

80ji

(自転車)暴走族?の如く
日々の御活動も活発で
(実)御年令には不釣合と
驚嘆しきりでございます

御本の中「遠刈田温泉」は
半世紀前亡母が旅先で
くも膜下出血で倒れ
半年以上も療養の土地であり
そこを拠点に 白石市の紙布
尾花沢の紅花などを
合い間縫って性急な旅を致した
思い出がございます
さらには 新庄嘉章先生の一節にも
軽く驚きました
新庄先生は 信州軽井沢追分に
別荘をお持ちでした


追分の深閑な晩春が好きで
私が独居で過ごす時季に 
新庄先生と お買い物処で 時折り
御顔を合せており
何気ないお声掛け頂く切っ掛けが
ジィドの文庫本を
私がポケットに入れていた~~
偶然がはじまりでした

葛谷さんの「御著書」を拝読しながら 
ふと 何かこう 同じ茶房で何気ない 
知るとも 知らぬともない 客同士の
ふんわりとした 同席とでも言うべき
綾な感覚に 私自身がとらわれており
不思議を感じてもおります

是非また 軽快なフットワークで
お出掛け下さり お茶の一刻とお話をと
お待ちいたしております
御本のご恵贈を
本当にありがとうございました
随所の博識に 愉しみを戴いております


 二十六年四月
 平澤建二

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知りたいな熊手の他の明細書

私は呉服屋だから、色には敏感である

勿論色気にもであるが
少し前 オボカタさんのカッポウギ姿に
感じた白い清潔感と少々の色気とは
どうやら割烹着に郷愁のオジサマ族
私の思い違いだったようだ
画像をコンパスで格闘した世代と違い
パソコンを叩いてAll OKの世代には
コピペの後ろめたさや罪悪感が全くない
潔白の白ではなく
「白々しい嘘」が存在するらしい

勧められ朝ドラを見たが
これもカッポウ着の「白々しい嘘」に
嫌気して3回で止めた
ドラマ設定の戦時中に
あれほど真っ白なカッポウ着を
着られる筈がない
着ていたら下町言葉で
「オシャラク(御洒落)して」と
非難されただろう
石鹸が無い 生地も無い

当時大半は椰子油石鹸
当然だが蛍光剤も漂白剤も入っていない
生地は木綿の生成りだ

白いご飯も 絶対有り得ない嘘だ
戦後数年してやっと白いご飯が
「銀シャリ」の名称で出現したのだ

ドラマだからイイジャンはない
かって黒沢明 小津安二郎 溝口健二が
ドラマ故にこそ 虚構の背景を
真実に近くと考証して
凝りに凝ったものだった

白々しい嘘は困る「嫌」だが
当節は 何ともマァ「白々しい嘘」が
大手を振っている

「白々しい嘘八百」の猪瀬前都知事が
罰金刑で略式起訴だそうだが
あれは検察との ある種の司法取引
ヤオチョーではないのか 「白々しい嘘」
バレバレの辞職だったが
コレ本来ジョーシキでは
懲戒免職相当だが 猪瀬クンは
シレーット退職金1千万円也を
受け取っていた
白々しくも鉄面皮である
後任の 舛添知事がまた白々しい

舛添氏は婚外子 それも
障害を持つ子への仕送りを減額して
「家庭裁判所」で争われている
と報道されていた
―最高裁で婚外子の相続権が
嫡子と平等との判決があった―
俗に言う「子は親を選べない」
子の権利が出自で区別されるべきで
ないとの判決は正しい

だがしかし 浮気か本気か知らないが
「結婚相手以外の人」に
子供を産ませるのは
法理にもとるとオジサン流儀に
私は確信する
言っとくが産ませた子の扶養は
男の責務だ
私生活で男の責任を放り出し
「子育て支援」「福祉」の公約は
呆れるホドに白々しい嘘だ

モットも白々しい嘘の上塗り
真っ赤な嘘ツキがいる
渡辺喜美サン嘘役者大看板である

~ 『知りたいな熊手の他の明細書』 ~

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