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《羽織は 紅葉に着て 桜に脱ぐ》~秋の夜長11月~

きものひらさわへ御来店の
-男のきものの好きなお客様-
ユニークな方が多い

▼50代Tさん
「羽織は紅葉に着てだから
もう着て出掛けていいでしょ」
『ハイ結構ですがお茶席では着ません』
「道行は?」
『どうぞ御召し下さい 但し 他家では
玄関先で脱ぐ ホテルや料亭では
クロークへお預け下さい』
「エート飲み屋はドウシマショ」~?

▼20代Kさん
夜遅く 脇玄関のチャイムが鳴った 
「スイマセン着物を着たので
見て頂こうと思って」
『どうぞどうぞ お上がり下さい』
「スイマセン ちょっと お酒匂いますか」
『風邪ひいてるから大丈夫』に始まり 
ナゼカ千利休と秀吉の話
「ドーシテ利休は
切腹させられたンデショ?」
「お茶ってナンデショ?」
曲球で答えた
その時代 珍しい花だった朝顔の
百花咲く生け垣が 利休の家にあった
評判を聞き秀吉が
利休の家を訪ねる次第になった朝
生け垣の朝顔に花がひとつも無く
葉っぱだけになっていた
不審不興の秀吉が 仏頂面で茶室の
にじり口から入ると
床の間の古壺に一輪
朝顔の花が活けて有った~~ 
「わび:さび:とはナンデショ?」
さらに「粋:とはナンデショ?」と
難問御下問山積に答え終ると
午前様のゴングが鳴った

▼30代Kさん
御来店開口一番
「ヒラサワサン 売春防止法施行日
知ッテマスカ」だって
『日本男子滅亡の日昭和33年3月31日』
「アー知ってるンだ ヤッパリ」
『何デス?』
(Kさんは某博物館学芸員)
「吉原って行った事アル?」
『忘却の彼方 ワタシ認知症』
「客引きッてサァ」
『牛太郎と言います』
「置屋ってサァ」
『芸者が鵜で 置屋が鵜匠』
「待合ってサァ」
『四畳半 芸者と旦那がシンネコ』
「赤線と青線ってサァ」
『衛生基準の差』
「芸者の着物ってサァ」
『旦那にねだります』
「ねだり方ってサァ」
『仕付け糸を丸め旦那のたもとに
入れます』eTc...
お茶運びの店の女性が 腰を下ろして
聞き入り 閉店時間過ぎた

▼ご年配Sさん
隣の区から御来店
電車バスは乗換有り1時間強
自家用車3~40分
「自転車で来た」
『オープンカーで御苦労サンです
時間はどの位デス』
「うーん20分」
『オ若いですね』
「イヤァ70過ぎを自覚 免許返上
神輿担ぎも止めた」
『神輿はドコデ』
「アキバのヤッチャバが無くなって
神輿が 神田明神に寄付してあるンです」
『明神様も 当節ワッショイ! ワッショイ!
じゃなくって セイヤ!セイヤ!ですって?』
「ソウソウ 外人部隊バッカリで
白ダボシャツに股引じゃなくて
裾広ズボンだょ」
『ラーメン屋サンの制服スタイル』
「タックモウ 出前に行けってノ」

昭和の頃 秋葉原駅の隣に
青果市場(ヤッチャバ)があった
近年迄 神田明神の神輿担ぎは
(和背負い!和背負い!)
ワッショイ ワッショイだった

昭和のことも きもののことも
聞いて下さる方がいる
倖せです 私って

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