« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »

2010年7月

宰相不幸 ~ 菅直人 ~

近頃の お婆さんたちは
 「お婆さん」と呼ばれるのを100%
嫌がる
近年は 妙に生々しいお婆さんが
多くなって
シワシワの可愛いお婆さんが
少なくなった

私の知る シワシワで風格ある
お婆さんの 第一級第一人者は
亡き市川房枝さんである
婦人参政権運動の或る意味で闘士として
昭和の時代に活躍されていた
その頃は 市川さん以外にも
綺羅星の如く個性的な婦人運動家が
いた

華族夫人の地位を捨てた加藤シズエ
裂帛刃物沙汰の恋の神近市子
おしゃもじ主婦連の奥むめお遠く
平塚雷鳥を系譜に
婦人参政権の運動にかかわった
歴戦のおばさんたちだった

市川房枝さんは 終生理想選挙を掲げて
[お金を掛けない選挙
出たい人より出したい人] を
スローガンに
自身の選挙運動全てを
法定選挙費用以内で収めていた 
しかも資金の出所を
全額カンパでまかない
市川房枝さん自身の資金すらを
1円も出さないという
徹底した驚異的な不正のない
理想選挙運動を 市川さんは
政治活動の根幹に実践されておられた

清潔な理想選挙は
知名度抜群の市川房枝さんだから
出来るのだと ヤッカミ評もあったが
元祖!?ビール箱の上に乗る時に
マイクすら使わぬ演説一本槍で
参議院に連続当選されていた 

しかし やがて 自社二大政党寡占の
組織に挟み撃ちになり
東京地方区で落選された

老齢だからと さばさばと
半ば引退をされていた時に
降って湧いた田中金権選挙が始まった

反金権のシンボルとして
全国から市川房枝擁立の声が
澎湃として沸きあがった

オバサン連中が続々
代々木の普選会館に集まって
市川房枝さんに立候補を
要請というよりは懇請したものだ
その中に若き日の[ 菅直人 ]がいた

87sai


固く言えば 良識の府参議院を
反金権拠り所にと オバさん連を
中心とした熱意に動かされて
市川房枝決然と起つ となったが
ボランティァの言葉も運動も
成熟していなかったその頃
支援者はオバチャン中心で
雑然と言わば烏合の衆だったが
その中でキリキリよく立ち働く青年が
菅直人だった

時の総理三木武夫夫人三木睦子さんが
密かに10万円のカンパを寄せたと
噂された市川房枝さんは
圧倒的な票数を獲得して
全国区から当選された

数年を経ずして菅直人が
国政に立候補した
菅直人のポスターは イマ風に言えば
イケメン青年の白い背広姿で
格好よかったが 私などは
どこか釈然としないものがあった

後日 市川房枝さんが
【菅直人】の推薦人にならなかった事を
聞き腑に落ちた
政治家になる志 と 志があって
政治家になる
似て非なる大きな違いを
推測だが市川さんは
考えておられたのではないか

菅総理は 政界切っての
論客のレベルだが
アア言えばコー言う式の
ケンカ口論の上手だが
理念あって 説き来たり説き去る
雄弁家ではない

市民派も如何か
草カンムリを取れば“官”と言ったのは
私が本邦元祖だ

市民運動よりも政治家を目指して
一目散に駆け上がって来た菅直人
政界の荒波をのみ秤に
為すべき政治の哲学も理念も
学ばずに来た菅直人 

消費税が問題ではない
オベンキョ不足が露呈したのだ

国民は 国民のレベル程度の政治家しか
持てない と よく言われることだが

残念ながら 安倍 福田 麻生 鳩山
オソマツに続く アキカンのカンカン踊りに
オツキアイは 私たちの身から出た
錆なのだろう 最小不幸社会ではなく
宰相不幸と言うべきだ

| | コメント (0)

日本人のおりじなりてぃ ~ 浴衣でサッカー観戦 ワールドカップ ~

[きものひらさわ名物企画]
イベントのタイトルを
日刊ゲンダイさんが名付けてくれた
[ 浴衣着てサッカー観戦 ] 毎夏の
浴衣と花火とサッカーの
コラボレーションの件である

8年前から 私が仕掛人で
浴衣姿3000人の観客が
味の素スタジァムに大集合
ヤンヤヤンヤと盛り上り
FC東京の応援である
今や 東京夏の風物詩に昇格の感もあり
いささかハナも高い

09_2


【広島や柏も後追いで始めたらしい】
今夏の宣伝広報は
朝日新聞 毎日新聞 日刊ゲンダイに
記事の掲載を お願いした
きものひらさわへ別件で
取材のテレビにも 敢えて
[浴衣着てサッカー観戦]をお願いをしたが
“ワールドカップ”“参議院選挙”の
ビックイベントに挟まれて
若干物足りないとも考えたので
ワタシにゴ依頼の FM放送各局への
出演をオールOKにしたら
アチコチで計7回になった

ワタシは先天性のアルツハイマー(?)で
アルイマの事をスグ忘れる
完璧にシッカリ忘れる癖がある

忘れてた!ょー 生放送を!
だったンだょー

7月19日夕方 タマタマ店でワタシが
電話を取ったら FM西東京の
Oアナウンサーだった
「先日はどうもドウモ」
『イエイエ こちらこそ』などと
ゴ挨拶ジャブをユッタリ交わしている内に
突如!Oアナ
「それではヒラサワサマ
本番3分前です」ダト
エーッ エエーッ仰天 ビックリだ

やっと思い出した!! 午後5時30分
生放送と壁にメモが大書してある

『スイマセーン 只今移動シマス』と
アワテタが 目下の私は
ツタワリ歩きのヨイヨイさんなのだ

2階迄はリフトで ガーー ガァーッ と
昇らねばならぬーー
ユッタリモードで ジレッタイ

昨年メーカーにスピードアップを
依頼したら
「御身体不自由で危険です」と
ケンもホロロに断られた

周囲の者に
「3分急いでドースルノ」
「タックー モウ セッカチナンダカラ」と
叱られた経緯もある
『ミロ コンナ時 コンナ事だってある』と
ボヤキやフクレテル場合ではない

店の者に手を引かれ急ぎに! 急いだ!
咽喉薬を塗るヒマもない

ややだが 遅れて 本番突入!
始まりマシタ~
デタトコ勝負もいいトコだ (゜゜)~♪♪♪

ワールドカップへのご感想?
私見ヘンケン ケン怪を述べた
決まってルジャン 勝てば官軍!
ブーム嗜好のマスコミ連が
岡田監督を暗愚の将から
一躍名将に評価を変えた
イヤらしいほど メディァは破廉恥連
思考不随だ

マァ ノセラレてイタ
イッパンの皆々サマも
同類項ではあるけれど~

サッカーって 本当はワタシ
ヨクワカラナイが 究極のトコロ
芝生の上の格闘技だと思ってる
従ってである PK戦の勝は価値?
半減と言うべきだ
それでも まぁまぁだった
監督選手に比べて
サポーターは智恵不足でイタダケナイ

ガイジンに比べ 鼻の低いニホンジンが
同じ様なカオ塗りで ドースルノだ
見劣りは明々白だ

顔の化粧なら 歌舞伎の隈取が
世界一秀逸である
使わぬテはない
群抜なのは イウをマタナイ

1


サポーターと言うからには
試合の勝利に寄与せねばならぬ
黒紋付羽織袴で一団となり
ゴール前に陣取るのだ
敵がゴールに押し寄せたら 言ッテヤレ
「静まれ シズマレィ」
「コノ日の丸が目に入らぬかっ」 
で もってである「ハハーァッ」と
敵がひれ伏したら
すかさずボールを蹴りこんで
1点獲得と相成る
コト幸甚の次第なのである

ブブゼラ如きに 怯むなヒルムナ!
我が方は高らかに 一斉に
法螺貝を吹けば良いノデアル

アイディンティティとオリジナル
伝統と創意工夫
コレゾ日本の生きる道!

マッタクもって私は頭がイイ
知将と言うべきダ と放送直後は考えた 

だがモシカシテ ショウガナイ痴将かも
しれない と ネドコで反省もした

| | コメント (0)

大衆消費の自虐 ~ 牛丼考 ~

我が身を語ると マイド馬鹿馬鹿しい
オ噂になるのだが オ目こぼしを頂きたい

某日である
オスソワケの[どらやき]2個を頂いた
某有名メーカー品だが このドラヤキは
皮も不味ければ アンコもマズイ で
気に入らぬ品である

但し 自分の気に入らぬ食べ物を
お客様用のお茶菓子にはデキヌと考えた

結果であるが
ワタシは ドラヤキの皮をムイテ捨て
アンコだけを食べた
食べ物を捨てるのに
内心いささか忸怩ジクジとしていたが
【アンコ評論家】のヒラサワ氏としては
セメテ【アンコ】だけは 胃の腑に納めて
良心の追求を免れる心算だった

悪事露見である!!
ワタシの車椅子運転手&本業歯医者の
K君にミッカッタ
「何やってんですか」
「アーァもったいない」
「ドラヤキのアンコだけ食べる人って
聞いたこと無い」

オ説ゴモットモである
黙って聞いていた
飢えを知る世代の私には
耳痛いオコゴトでもある

悪い事は重なる
身の回りを世話して下さるSさんが
事もあろうに K君に話をした
「社長さんはアンコがお好きなんですヨ
この間はオハギをアンコだけ
召し上がってイマシタ」

カバってクレタらしい言説も 逆効果!
火に油! K君が言い放った
「ボクゥー いい加減にしなさいッ!」 
ワタシはアタマにキタ
言い方がマルでガキ扱いである
窮鼠!猫を噛むダッ 『ウッサイ!』

『ミカンは皮をむいて食べる
リンゴは芯を残す ドコガ悪い』と
開き直ったら 決定打が来た

「イウコト キカナイト」と脅かされた
「牛丼○○家か 牛丼○屋に
連れて行って 特盛牛丼を注文するょ」と
コワイハナシで 脅迫である

ナゼ恐怖なのか 私見を衆智に問いたい

Don_2

そもそも牛丼の メシ部分は
約一合の米をヒツヨウとスル
その米を 1トグ 2炊く 3ヨソウ
さらにタレを作る と
ココ迄での原材料費 光熱費 人件費
オオヨソ「¥300」三百円は掛かると
ワタシは試算する
ダガ “牛丼並“は¥280だそうだ……
ヤスゥー!
シカシそれでは その上に ノル肉は
ナンナノカが 大問題になるのではないか
ワタシノ推量は妄想に発展
【ギュー】デハナク【ポチ】【タマ】【ミケ】
ではないかと考える

ポチが乗った肉ドン
タマの乗った肉ドン それが配膳され
車椅子で置き去りにされたワタシ
箸をつけられぬまま
店員&同席客の冷たい視線を浴びる
ワタシ これは究極のオ仕置きである

安価ということで助けられている人の
存在は知る
ドラヤキ皮捨ての 不遜な自分は恥じる
だがそれでも言いたい

安ければイイ
安価が判断基準
価格破壊が最良とした世の中の流れが
不景気デフレスパイラルを止め処なくして
回り回って 自分達自身の生活を低きに
追いやっているのではないか

― 800円のジーパンは 地球上に住む
人間の格差を抜きには作れない
―800円のジーパンの 利益利潤は
人にではなく 企業という
システムにだけ配分されていないか
―800円のジーパンだけでない
価格コストの追求が 私達日本人の
暮らしも 意識も ビンボーに
追いやっていないか

そろそろ立ち止まって考えよう
商いの初心を省みよう 

安さと並列の大事があると
呉服屋商いの指針を
私は今しきりに想うのだが

| | コメント (0)

« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »