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2008年6月

粋だねえ! ~ ダボシャツ ~

ホームページ担当のタケウチ君は
私にとっては 若い世代への通訳である
彼の髪型は 今風の流行らしいが
言わせてイタダケレバ デッキブラシ風である
面白い事に 彼の今風デッキブラシの中身
(脳)には かなりに古風な部分が
埋蔵されてあり
往時への興味も津々であるらしい
この度は ダボシャツについて記述せよ
との要請である

[ダボシャツ] に限らずムカシノコトは
お喋りなら 合いの手に一語一語
解説できるのだが文章だと難しいょ と
ややギブアップ気味ではありますが
まぁー なんですナ カワユイ息子連に
聞かせ語りもよろしいかと
一席申し上げマスデス
粋、いき、オシャレ 野暮、やぼ、ダサイ と
まぁ はじめにお考えおき下さい


― かって 粋なと 言えば
職人衆が筆頭でした
なかでも 頭(カシラ 鳶)大工、など
家造作に関る仕事の職人達は 粋が身上と
されいて「野暮」と言われると
「バカ」と言われるより 怒ったものでしたー
町場仕事の職人衆は それぞれに出入りの
旦那場(お得意先スポンサー)がありました
呼び名呼び方が 大抵ナントカ「さん」で無く
「つぁーん」でした
例えばタケウッツァーンです

旦那場の仕事貰いは 家の普請造作の他に
棚を吊る 建具を直す 大掃除の力仕事を
手伝う 畳干しの手伝い 奥の台所の包丁砥ぎ
削り節のカンナ砥ぎ など
日常茶飯の小さな仕事も請負って
ある意味で それが広義のメンテナンスとも
言えました

職人さんが 旦那場から頂く報酬には
請求書に書き出す大きな金額の他に
日常の小さな金銭もあったのですが
それを職人が請求するのは 野暮の骨頂と
されていました

(やせ我慢が江戸っ子職人!辛いところです)
そのかわり と言ってはナンデスガ
粋な旦那場筋では「祝儀」「骨折り」
「心付け」「煙草銭」などナド
色々な名目を付けて気配り
いわばチップを渡したのです
断っておきますが チップの余所余所しさ
他人行儀さは無く 気遣いがあり 
決まって名入り手拭が 台になりました
時には 手拭2本だけもアリでした

と言う訳で 名入り手拭が多種多様に
集まるのは 繁盛していて威勢が良い証拠と
職人衆の自慢の種だったのです

一方 旦那場は 暖簾や面子にかけて
名入り手拭の柄行には 趣向を凝らし
気を入れました
手拭は晒木綿 長さ2尺5寸が定法でした
それ以上長い手拭は 踊り手拭で2尺8寸~
でした

D3492s_2

さて ダボシャツつくりですが 木綿本来の
1汗取りが良く
2洗いが簡単
3乾きが早い と
木綿手拭には3拍子揃った長所があり
名入り手拭が手許にある材料として
自然に選ばれたのです 
その名入れ手拭を おかみさんたちが
夜なべ仕事に 柄合せ つなぎ合せの
デザイン(?)をして縫った
いわばTシャツがダボシャツだったのです
当然ながら2枚と同柄は出来ません


何故「ダボ」の名なのか 二説あります 
A)ブカッとダボダボだから
B)袖の形状がダボハゼに似ているから

私は B だと思います
鯉口シャツはダボを少々上等に
言い換えたのだと思います


松本人志マッチャンが
ダボシャツ愛好家だそうです
原宿 表参道を 闊歩する若者が
ブレザーの中にダボシャツを
コーデネートして着るそうです

遊び心では引けを取らぬ きものひらさわ が
こだわりの本染浴衣生地や
本染手拭生地を使って ダボシャツを
創りました

言わせて下さい 日本中でコレしかない
ダボシャツ『限定オリジナルダボ』の
制作発表が7年前でした

以来 好評! 高評! 何れ様にも
お引き立てを戴きまして 
あるじは『してやったり』と
頬をゆるめてオリマス次第です

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思考モ言動も他人任せ?! ~ 躾 非非非非 ~

私の住む東京都足立区は 人口61万人である
61万人の内 ワタシ一人が
気にしている事らしいのだが
夕方になると 全区に響き渡る音量で
アナウンスが流れる
「コチラハ足立区役所デス
午後6時ニナリマシタ
ソトデ遊ンデイル オ子サンタチハ
オウチに カエリマショウ」
オオキナオセワだと思うが 如何だろう

コレッて夕焼け小焼けで 日が暮れて
山のお寺の「鐘」が鳴るのと
ワケが違うと思うが如何だろう

お手々つないで みな帰ろう
カラスも一緒に帰りましょ とは
ワケが違うと思うが如何だろう

外で遊んでいる子どもたちが
お家に帰る時間は いみじくも
家庭の躾 家庭の事情によるもので
そんなコトまで「アダチクデス」と
ギョウセイがキメるのは
余計なお世話と思うが如何だろう

夕方の時間を報せるまでは良い
だがその先は 謂わば個々人の生活の
「矩」の範囲と思う如何か

Web168


知らず知らず オカミに お節介を
焼いて貰うことに 近頃狎れ過ぎて
しまっているのではないか
個々の生活にまで 役所のゴイケン キマリを
甘受する風潮を ワタシは如何かと考える


メタポ検診とやらがある
お相撲さんはドースルノと
例外は言わない がしかし
厚生省のメタポ基準は 欧米より
5ポイント低いそうだ
太鼓腹 太っ腹 は 恰幅の良い
日本紳士の代名詞デアッタし
腹の出来た人は大人物だった

おかめ 二重アゴは
やさしいオバサンの形容詞デアッタ
肝っ玉母さんは 太っていて欲しい

ヤセナキャイケナイ理由があるとしても
自発的であるべき健康診断を
ギョーセイが決めるのは
オオキなオセワと考えるが 如何だろう 

年金、医療と 頭の蝿も追えぬ癖に
余計なお世話が多すぎると
敢えて言いたいが 如何だろう


煙草を吸うな トイウが
禁煙タクシーの排気ガス
ソーユー矛盾はドースルノ

紫煙をくゆらす 一服入れる
それはいみじくも 個人の嗜好の問題である

予見不可能な将来の不健康よりも
たった今 ストレス解消の
煙草一服が心身とも貴重な人もいる

我が家は 私の知らぬ昭和4年から
タバコ屋だった
昭和の時代 小さなお子さんが
「チョウダイナ」と タバコを買いに
お遣いに来て 微笑ましかった

今や『タスポ持たないヒト ダーメ』
と断れってか?

親の 教育、躾を蔑ろにして
オカミの決めたタスポカードで
未成年の買い物行動を
ケイサツ頼りにするのは
噴飯物と思うが如何だろうか  

ライセンス提示での買物は
ネコイラズぐらいにしたほうが
世の中真っ当だと思うが如何だろうか


秋葉原の殺人事件に暗然としたが
さらに犯人の供述を知って
この国の未来にも暗然とした

「ネットに犯行予告を書けば
誰かが通報して 警察が
自分を止めてくれるかも知れない」

(見も知らぬ)ダレカ と
(オカミ)警察に 惨劇の結果をすら委ねる
オタク根性

あれもこれも 「自分自身が」で無く
ダレカのセイにする風潮と同根だと
私は この国の未来に斯けて
暗然たる想いが切なのだが

『あなたは 如何お考えだろうか』

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花き偽装

「電話です」と 起こされて
テーブルに向うと 梅花ウツギが一枝
剪って挿してあった
微かな香りが快い K君からの電話である

毎週木曜日の通院付添いに
前夜から来てくれる【片道2時間半かけて】
もうじき丸二年になる

本日 K君のK歯科は休診で
学校検診の出張先からだ
「早く行けるので」「映画でも行きますか」
と誘ってくれた 

映画は1年振りで 車椅子生活の私には
嬉しい限りの誘いだが
このところ不順な天気続きに何とも体調が悪い

『アリガト』と ワタシは生返事をした
「ハイハイ元気出して!
夕飯は天婦羅にしますか」
~『アリガト』~とワレナガラ不元気である

K君は 毎週水曜日の夜 私へは
夕飯のおかず数種と ケーキ2個を
手土産にして 仏前には 亡母の好きだった
紫色の花を 欠かさずに供えてくれる

陽のあるうちにやって来たK君
本日はオカズ無し
ゴ持参は [ケーキ2個]と[紫色の花]だ

花束は一抱え以上 長さ70~80cmの大きさで
ある
『バッカぁ大き過ぎるょドコニオクキダょ』
「安いから 余計に買っちゃった」
『幾ら?』
「当ててミナ」
『1本300円!』
「残念デシタァー」
「1本ヒャクエンデース」だと

五月に入ると 五月生まれ花好きだった
亡母の仏前に 花好き花博士?のK君から
サンダーソニァ、デルフィニウム、ニエラ、
クレマチス、トルコキキョウなど
紫の花々を 次々に頂いた

~ニシテワ~今日の花
『ナンダョ コノムラサキ色
品が無い色の花だネ』
「ゴキゲン悪いネ」
「孔雀アスターだと思うけど」
『長すぎて花瓶にアワナイョ』
「切り詰めますか」「アララッァ」
「切り口のあたりが真っ青だ」
『安物で腐っているカモネ』
「失礼な!」と 下枝の小花を切って
ガラス器に 短く生けた

Flower_2


閉店時間の間際に 店長が電話を
取り次いできた
大学病院勤務女医さんの お客様からである

トタンに私の声調が変る
『どうぞ!どうぞ!おいで下さい
本日は深夜営業をイタシマース!』

お客様はカミサマ 元気のモトである
K君Sさんがニヤニヤ笑っている
カッテに笑え だ

お仕立が出来上がったSさま
[鳴海絞りのお浴衣]の 藍色が
素敵にお似合いである

●藍は 大国主命が着たと
古事記にも書いてあるそうです

●本藍染め浴衣は 中国産プリントユカタに
押されて全国的に減少一途 貴重になりました

●東京本染めは 都内の染工場が
ほとんど壊滅しました 鴇(とき)のようです

●浴衣は 本来 紺と白が基調色
シンプル イズ ベストです
etc...話が弾む etc...

きもの商いは=私の精力剤なのである

店長は帰宅したが お客様がセルフサービス!
ニコニコとK君が番頭サン?で 商いが弾む

しばし ごゆるりの三時間ほど過ぎて
Sさまが お帰りになられた

さてと お茶を一服、、、と
アレレ アレレ である あのドギツイ色の
紫の花 
ガラス器に生けた 小枝のムラサキ色だった
花が 薄いピンク色に変色しているでは
ないか

花瓶に生けた 紫の花 下方の色が
すべて ナニヤラ 白々しく変色をしている

花瓶から花を引き抜き「 仔細点検 」
結果はこうだ
花の切り口に 藍(とオボシキ)ものが
塗り漬けてある 

子供のころ 白い花にインクを吸わせて
青い花に変色させたイタズラ手口の
ソックリさんである

翌日 紫の花はモトモトの花色! 
日に焼けたピンクのような? 野暮イ?色!
になった

ダマシタお前がワルイのか
シンジタ私がワルイのか

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タスポ販売  手口はミーンナ オンナジダ

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